越智順子さんを初めて聴いたのは18年前、関内のBAR BAR BARでした。

ご自身がカーペンターズが好きということで「何かリクエストありますか」と言われて曲名が浮かばなかったので、とっさに「I need to be in love」と一節うなったところ「あら　いい声ね」と仰言ったあとに「最初からこの歌に決めてました」と違う歌になってしまいました。
あらぁらぁ〜。
カーペンターズの中で一番好きな曲『青春の輝き』をおちじゅんさんの歌で聴きたかったなぁ。
それから３年後に亡くなられたので聴くことは出来ずじまいです。
このアルバムは、ビックバンドをバックにその声量とゴスペルフィーリングで多くのファンを魅了してきたライブとは違い、ストリングスの響きが印象的な映画音楽のようです。
『愛を込めて選んだ音・・・』とレコードの帯にありますが、大事に大事に作られたアルバムだと思います。
なかでも
『THE OTHER WOMAN』
『I WANT YOU』
は刺さります。