2023年5月11日(木)

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ラストタンゴ・イン・パリ 続きその2。

前回のRichie ColeのサックスとVic Jurisのギターの音が猛烈なスピードで駆け抜ける様は迫力満点かつ爽快です。
対して山本 剛さんのラストタンゴは、途中からアップテンポになりますが、しかし全編を貫く美意識はどこまでも剛さん節です。
「音楽は美しいもの」と言っている大人の音楽です。
わたしはこれを勝手に「剛さん節」と言っています。(失礼!)
このアルバム収録曲はすべて美しいのですが、なかでもタイトルチューン「失われた時を求めて」は言葉を失います。(帯の解説どおり)
わたしが一番好きなピアニストゆえになかなか語り尽くすことができませんので、あらためてまた別の機会に。