2023年7月24日(月)

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ガトー・バルビエリ「チャプター・ワン:ラテン・アメリカ」

今日の気分はガトー・バルビエリのテナー・サックス。
『ガトー・バルビエリ/チャプター・ワン:ラテン・アメリカ』
「ラストタンゴ・イン・パリ」でグラミー賞を獲得し、世界的名声を得たバルビエリが、自分のやりたい音楽に突き進んだアルバム。
ジャズとラテン/ブラジル音楽を融合させたエスニック・サウンドであるが、ジャズでもなく民族音楽でもないアルゼンチン出身のガトー・バルビエリ独自の音楽。
ここでも「ラストタンゴ・イン・パリ」と同様に哀愁を帯びた「ガトー節」を堪能することができる。
哀愁を超えて寂寥感が漂う楽曲もある。
楽曲(バルビエリ作曲)良さもさることながら、この哀愁と寂寥感はどこから来ているのか知りたいところである。
聴きごたえ充分。