今日の気分はミッシェル・ルグランのピアノ・トリオ。
“AT SHELLY’S MANNE-HOLE”のライブ録音盤。
ミッシェル・ルグラン (p)
レイ・ブラウン (b)
シェリー・マン (d)
作曲家ルグランのひたすら引き続けるピアノが主役。
とにかく音カズの多いピアノが引っ張っていく演奏で、ソロまわしのあるピアノ・トリオとは違うため、最初は違和感があるが聴いてるうちに納得してしまう感じ。
1曲目から白熱のプレイ。ルグラン作は5曲ですが、4曲目の自作曲が美しい。5曲目のスタンダード マイ・ファニー・ヴァレンタインはベースソロから入って、ルグランのスキャットが延々と続く不思議な味わい。
7曲目のウィロー・ウィープ・フォー・ミーもベースから入ってピアノ、再びベースそしてメロディーとこれまで聴いたことがない構成。
ピアニスト・ルグランの貴重な一枚でしょう。

2023年7月25日(火)