前回が矢沢さんとくれば、今回はジョニーさんでしょう。
Johnny Ohkura
SELF COVER
‘HEY MAMA ROCK & ROLL’
ソロデビュー30周年記念アルバム。
矢沢さんもジョニーさんもソロアルバムは、コーラスやブラス・セクションを入れるなどしてキャロル時代とは違う音作りをしています。ビートルズも中後期ぐらいから音作りに凝りだしたのと同じですかね。
矢沢さんは作詞家による詩が多いが、このアルバムはジョニーさんの作詞・作曲です。
矢沢さんとの合作「ハニーエンジェル」「二人だけ」を除いて。
さすがにこの名曲は外せませんね。
どちらもジョニーさん節とアレンジが新鮮でいいです。
「今宵はパラダイス」アップテンポで歌声と演奏のノリがいい。
「君にLOVE TOUCH」はバラードだが、厚みのあるバックの音に被さるジョニーさんの歌声はジョニーさん節そのもの。
「ダーリン」バックの演奏は当時のキャロルを思い出す。
ジョニーさんの英語詩はそのフレーズにバッチリはまる。
「ブルーベイビー」ジョニーさん節全開。
英語詞がはまるはまる。
「命の限り」ジョニーさんの歌声がしみるしみる。
とにかくジョニーさんの歌声はたまりません。聴けば聴くほどはまります。

2023年10月31日(火)