2023年11月1日(水)

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Keiko Lee『Voices』

11.10ブルーノート東京で、Keiko Lee さんのライブ ” Best of Voices “があることを昨日知りました。

探したところ最初のベスト盤
“Voices”のCDがありました。
2002年発売でそれ以前のアルバムからセレクトしたもの。
したがってポピュラーありジャズあり、ご本人のピアノ弾き語り、ストリングスありコンテンポラリーありと盛りだくさんです。

58才の今の彼女のステージはどんな感じになるのでしょうか。

14曲収録されているが、どれも耳馴染みのある曲ばかりです。
「マイ・ロマンス」はケニー・バロンのピアノのイントロから入ってちょっとハスキーな歌声へ、そしてピアノソロ、アート・ファーマーのトランペットソロと実にジャージーで美しい曲。
「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」は穏やかなストリングスをバックに情感豊かに歌い上げている。間奏のガットギターも効果的だが、ボーカルの終わり方も印象的。曲を全身にすべて吸収したうえで最後のフレーズの消え入る様な声。
センスを感じますね。
「マイ・ラブ」は彼女のDeep・ Voiceが際立った歌唱。サリナ・ジョーンズの様な歌唱と言えば分かりやすいですかね。
どれもこれも聴きどころ満載なので、今日は3曲にします。

また別の日に残りの曲を。